月刊 Writers!  編集長:高橋フミアキ  
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インタビュー「派遣社員のためのリスク管理/小岩広宣さん」

アマゾン総合ランキング5位を獲得!                     

 

小岩広宣さん


派遣社員と経営者と両方の気持ちがわかる社労士
 

2009年5月、小岩広宣さんが3冊目の本を出版した。タイトルは『派遣社員のためのリスク管理と上手な働き方』(同文館出版)。最初は経営者向けの本を出したくて、企画書を出版社に提出していたのだが、編集者との話し合いのなかで、派遣社員向けに変更となった。2008年の暮れから派遣社員が解雇される問題がマスコミを賑わせていた。つまり、タイムリーな話題なのである。


  「私自身派遣社員の経験がありますから、派遣社員の気持ちはよくわかります。私が派遣社員だったとき、その人材派遣会社に社労士の方がいて、その人が輝いて見えたんですよね。それで社労士になろうって思いました。派遣社員というのは、そんなふうに、本当の自分を見つける期間ととらえてもいいのではないかと思っています。さらに、起業するための準備期間にしてもいいし、もちろん、正社員になることを目標にしてもいい。派遣社員という生き方もまんざら悪いものじゃないと思う」と小岩さんは語る。

  小岩さんは派遣社員を辞めて、社労士の資格を取得し、事務所を開設した。いまでは4人の社員をかかえる社長さんである。だから、経営者の気持ちもわかる。経営者と派遣社員と両者の気持ちのわかる社労士だ。


文章スクールの仲間がバックアップ

 小岩さんは高橋フミアキの文章スクールに参加して文章を学び、本を執筆するときに大いに役立ったという。「文章力が身についたことは大きな成果です。さらに、メーリングリストなどで、文章スクールの仲間と心の交流ができるのが素晴らしい。5月に私の本が出版されることが決まり、文章スクールのみなさんに報告すると、みなさんが祝福のメッセージを送ってくださいました。メールマガジンで告知してくださったり、ブログで紹介してくださったり、友人知人に私の本を薦めてくださったり、さまざまな応援をいただきました。この場をお借りして、お礼を申し上げたいです」。


小岩さんは、自分の本のアマゾンキャンペーンを行った。日にちと時間を決めて、アマゾンで一斉に注文してもらうのだ。すると、アマゾンのランキングがその時間帯に跳ね上がる。そのアマゾンキャンペーンを文章スクールの仲間が全力でバックアップした。


  すると、小岩さんの本が、なんと総合ランキングで5位。ベストセラー作家の仲間入りを果たした。



本を出版することが夢だった
 

 小岩さんにとって、本を出版することは小さい頃からの夢だった。中学生のときはおこづかいを貯めて、小冊子を作った。「今の教育はここがおかしい」という趣旨の内容だった。先生をインタビューしてコメントなどを掲載した。

  大学生になると、三国志をテーマにした本を作った。歴史雑誌で有志をつのると30人ほど集まってくれた。100部印刷して、1,000円で販売した。その本は完売したものの、人件費を払えるほどの利益はでない。
 

 学生時代はエッセイや評論を雑誌に投稿していた。そして、雑誌に自分の原稿が掲載されると、嬉しくて友人に見せたりした。原稿料をもらって執筆したこともある。とにかく書くことが好きだった。


あきらめなければ必ず叶う

 もしも神様が何でも叶えてくれるとしたら、何をしたいですか? という質問を投げかけると、小岩さんはこう答えてくれた。


「歴史が大好きなので、歴史モノの本を出版したいですね。内容は、『諸葛亮孔明の労務管理』みたいな感じですかね。いずれにしても、あきらめずにやり続けることだと思います。そうすれば、神様は必ず叶えてくれると思います」と顔をほころばせる。

 

 

(2009.6 高橋フミアキ)

 

 

小岩広宣

株式会社ナデック 代表取締役
特定社会保険労務士
1973年、三重県に生まれる。
派遣社員と本気で向き合う派遣会社が
1社でも増えることを願って、
年間約100社の派遣会社の支援に取り組んでいる。

 

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